地元埼玉県越谷市に先日オープンした、日本最大級のショッピングモール「イオンレイクタウン」に行ってきました。

オープン直後の日曜日に出かけたので、相当の混雑を覚悟して、朝イチで出発。車で行こうかとも思ったのですが、渋滞するのは間違いないので、武蔵野線を利用して、同線の新駅「越谷レイクタウン」駅から入場しました。

巨大だ巨大だ、とは聞かされていたのですが、確かに実際に歩いてみると、とにかくその巨大さに圧倒されます。KazeとMoriと名付けられた、二棟のモールがつながる形でイオンレイクタウンは構成されているのですが、越谷レイクタウン駅からKazeに入り、そのまま連絡通路を抜けてMoriの端まで歩くと、およそ1km強あるそうです。二棟それぞれが3フロア構成なので、全フロアをぐるっと見て回ると、単純計算で往復2km×3で6km歩くことになります。

開店早々の時間帯にもかかわらず、ものすごい人出で通路は大混雑。この日は様子を見に来ただけのつもりだったのですが、あちこちでオープン記念セールをやっていたので、記念のつもりで雑貨を少しだけ買いました。その後、一通り見渡してから早めの昼食にしようと思ったのですが、11時を過ぎた段階で飲食店はどこも満員、入店待ちの行列ができていたのには参りました。結局レイクタウン内での昼食は断念して、テイクアウトの総菜を買ってお土産兼昼食としました。

というわけで12時半過ぎにはレイクタウンを出たのですが、その時間帯はこれから来場する人のほうが多かったようで、押し寄せる人の波に逆らいながら、ようやく駅に辿り着いたのでした。

さて、こうしてイオンレイクタウンの視察は済んだのですが、次はいつ出かけようかと思うと、どうもそれほど行きたい気持ちが湧いてこないのが不思議です。規模は大きいし店舗数は多いし、当然ながら建物もきれいで気持ちいいことは確かなのですが、何というか、要するに単なる「巨大ショッピングモール」だよなぁ、という感じですね。その場所に出かけたくなる特有の魅力みたいなものは、残念ながらあまり感じなかったというのが率直なところです。自転車で出かけられる距離に住んでいるなら、十分魅力的だとは思いますが、車や電車で出かけるまでの求心力は、少なくとも自分に取っては無いというのが、現時点での私の感想です。従って、今後は基本的にローカルな商圏内の消費者人口に見合った来客数になるだろうと予測するのですが、さて、どうなりますか。

半年ぐらいすれば、今の混雑も収まるだろうと思いますので、その頃にまた様子を見に行ってみようかと思っています。

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そういえば、以前記事を書いた「浦和PARCO」がオープン一周年を迎えました。全般的な消費の低迷もあってのことと思いますが、初年度の目標売上額に対して、およそ八割ほどの達成率だったようです。

私自身はこの一年間に、恐らく3~4回ぐらいしか出かけていないと思うのですが、いずれの時も混雑していた記憶がありませんでしたので、売上不振もさもありなんという感想です。PARCO側の分析としては、主要顧客を「20~30代の女性」と想定していたところ、実際の主要来店者層は「40~50代の女性」だったことによる、テナントと顧客層のミスマッチということのようです。うーん、そうなのかなぁ… 私自身は、総テナント数を減らしてでも、主要なテナントの売り場面積を広げて、品揃えを強化したほうが、集客力を高めるように思うんですが。

イオンレイクタウンと並んで、浦和PARCOも引き続きウォッチングして行こうと思っています。