先日、部下が一人、会社を去りました。
彼自身には、良いところも物足りないところもありましたが、自分としてはその良いところを伸ばし、物足りないところを埋めるように、いろいろと考え、そして伝えてきたつもりでいました。ただ、結果から考えると、まだまだ私の努力が足りなかったように思います。
ここしばらくは、「こうなる前に、何かできたのではないか」…といった思いが何度も浮かんでちょっと落ち込んでいたのですが、今となっては、彼とはここまでの縁だったと納得するようにしています。
彼の穴埋めは大変ではありますが、部署の他のメンバーが頑張ってくれているので、お客様へのご迷惑は最小限に留められると信じています。"The show must go on"という言葉がありますが、まさにその心境といったところでしょうか。
少々暗めの文章になってしまいましたが、私自身は上にも書いたように、気持ちの整理をつけて新たな気分で頑張る所存です。そして同時に、去った彼のこれからの人生が、本人にとってよりよいものになることを、素直に祈りたいと思います。