いささか旧聞ではありますが、去る8月6日、富士通株式会社元副会長の鳴戸道郎さんの「お別れの会」に参列して参りました。

しばらく前に鳴戸さんのペンネームである伊集院丈氏の「雲の果てに」の感想をやっとこさ記事にしたと思ったら、それからほどなくご本人の訃報を知らされたのでした。前作「雲を掴め」のblog記事は読んで戴いたようだったのですが、今回はどうだったのかと思ってしまいました。

私が会社勤めをしていた頃には鳴戸さんはずっと雲の上の方で、直接接する機会もほとんど無かったのですが、不思議な縁で私が退職して以来、時々(と言っても年に一回程度ですが)お目にかかるようになっていたのでした。特にここ数年は、ご自身が力を入れてらした「メンタープログラム」の関係で、私にも素晴らしいメンターを紹介して戴いたりと、何かとお世話になってばかりおりましたので、この度の訃報には本当に残念な気持ちでおります。

「お別れの会」のご案内を頂戴したので、私ごときが…と思いつつ参列して参ったのですが、大勢の懐かしい方々にお目にかかることもできて嬉しく思いました。参列者の数も大変に多く、今更ながら鳴戸さんの遺された実績の大きさに圧倒させられる思いがしました。

いろいろと面倒を見て戴きながら、ご本人に直接ご恩返しすることができなかったのが残念でなりません。今までのご恩を忘れることなく、今後とも精進して行こうと思いを新たにしています。