先週のことですが、「組込みシステム開発技術展(ESEC)」の見学に、ビッグサイトへ行ってきました。当社として直接的に関係ある展示はそれほどなかったのですが、「組込みシステム」自体は押さえておかないといけないテーマなので、主として情報収集が目的でした。

ESEC、2年ぶりぐらいに出かけたのですが、こんなに規模(出展社、来場者)が大きかったでしたっけ?…というぐらいに盛況でした。展示会にはなるべく足を運ぶようにしているのですが、なんとなく去年ぐらいから出展社も来場者も増えているような印象がありますが、今回の盛況もその印象を裏付けるものでした。出展社ブースのプレゼンも、以前はそれほど混んでいる印象が無かったのですが、今回はあちこちのプレゼンが立ち見状態で、まさに様変わりといった感じです。

この盛況、単純に「景気の回復」という解説もできそうですが、それよりはむしろ「危機感の表れ」のような気がします。業界の状況、他社の動向、新技術の内容、等々をきちんとフォローすることに対しての、一種の強迫観念みたいなものがありそうに感じました。

いわゆる「情報格差」がそのまま企業や個人の「格差」につながりかねない今の時代にあって、ある種の防衛本能みたいなものが、こういった展示会の盛況をもたらしている…というのはさすがに大げさだとは思いますが、多少なりとそんな雰囲気を感じたのは確かです。

「格差」とか「下流」とか、危機感を煽る物騒なキーワードが多い昨今ですが、少なくとも個人においては、適度な切迫感を持って広く情報に接する姿勢だけは、最低限必要だろうとは思います。

あれ? 展示会のことを書こうと思ったのに、「格差」の話になっちゃいました。でも、ここまで書いたので、読み流してやってください。